よみもの

生きた証

秋葉原の街について

 

 

前回に秋葉原の飲食店について書いたので、そのまま秋葉原の街全般についての自分の所見を書いてみようと思います。私は高校まで首都圏にいたのですが、部活や学校で忙しい、敷居が高い、にわかおたくだったのでそこまで興味が無い、などの理由で秋葉原はほぼ行ったこと無かったです。そして大学は地方に行ったので秋葉原は縁が無く、社会人になってやっと秋葉原にまともに行き始めたかんじの初心者です。具体的に言うと2016年くらいから。かなり昔から通っている人は今の秋葉原にもっと違う印象を受けるでしょうね。

 

 

 

僕が行き始めた2016年頃はもっとアングラ感があった気がします。変わってる、これぞオタクみたいなかんじが。昔ジャンク通りに紙風船っていう店があって1階はえろげ屋、2階はコスプレショップだったんですが、これぞアキバの店ってかんじがしました。今では紙風船は潰れて久しく、デカいビルが建設されてます。そういう古き良きおたくの店が無くなって、「普通の」店が多くなっているように思えます。あと余談ですが、その紙風船の隣あたりに窓にアニメのキャラが描かれた古めかしい喫茶店があって、そこもいつのまにか潰れちゃいました。1回行ってみたかった…

 

 

 

ドンドン小綺麗で一般向けのお店が多くなってディープな店が少なくなって、池袋や渋谷など普通の大都会の街に近付いている気がします。相変わらずメイドさんには客引きされるし、外国人観光客は多いし、オタクショップは多いのですが、なんか「それらしい」というか、全体的にライトなかんじなので(説明しずらい)、ディープで捻くれたおたくからしたら物足りない、つまらない印象を受けると思います。まあライトなところって一見さん、初心者でも受け入れてくれるので良いところもあるんですけどね。

 

 

 

あともうひとつ。秋葉原って日本随一のオタクの街だと思うんですが、そこまで広さ、規模は大きくなくないですか?行くまではもっと見渡す限りオタクの店があるのかと思っていました。駅からもうちょっと歩けばまだそういう店もあるのかと思いきや、普通のオフィス街やビル街になってしまいますしね。それに加えて先述の通り、普通の店が増えてきてますからね。大阪や名古屋やその他都市のオタクの店がある街はもっと小さいんでしょうね。

 

 

 

正直言ってもう結構秋葉の街には飽きたし、これからはあまり行かなくなるかもですが、消えつつある古き良きおたくの街の片鱗をちょっと見られただけでも満足ですし、これから良くも悪くもどう変わるか楽しみですね。